日本酒のラベルの裏面に、「アミノ酸」という文字を見たことがあるでしょうか?思う方もいるかも知れません。
プロテインとかでよく聞くな…
と思う方が多いかもしれません。
または、サプリメントなどの栄養素として聞いたことがあると思います。
『日本酒』と『アミノ酸』が関係することを知っている方は多くはないと思いますので、今回は『日本酒のアミノ酸』について解説していきたいと思います!
『アミノ酸』とはどんなものなのか?
日本酒のアミノ酸以前に『アミノ酸』とはそもそもどんなものか説明できますか?
聞いたことあるけど、説明はできない…
こんな方が多いと思います。
『アミノ酸』を一言で言うと、『タンパク質の原料』となるものです。
『アミノ酸』を構成する栄養素は、バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、グルタミンなどなど20種類以上あります。
では、日本酒のアミノ酸はただ『こういう栄養素が入っている』と言うことを表しているだけなのでしょうか?
日本酒の『アミノ酸度』とは?
アミノ酸とはどう言うものなのかはわかったかと思います。
しかし、日本酒のアミノ酸度はどうなのかというと、少し意味合いが異なってきます。
日本酒のアミノ酸度を簡単に言うと、
『日本酒のコクや旨味を表す数値』
のことを指します。
アミノ酸度が高い日本酒だと、濃厚でコク深い味わいのお酒になります。
反対に、アミノ酸度が低い日本酒だと淡麗でスッキリした味わいの日本酒になります。
しかし、濃厚な味わいの日本酒が好きだからと言いアミノ酸度が高い日本酒を購入してしまうと、雑味が高い日本酒になってしまいますので注意しましょう。
日本酒の平均的なアミノ酸度は、1.0〜2.0になります。
基本的には、この数値の間の物を買えば、極端に濃かったり、薄かったりはしません。
日本酒によっては、アミノ酸度が書いていないものもありますが、基本的にはこの数値の日本酒が多いですので、数値が書いていないからといって敬遠する必要もないので安心してください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『日本酒のアミノ酸度』について少しは理解できたでしょうか?
簡単にまとめると、
日本酒の旨味を表す数字
と言うのを覚えておけば大丈夫です!
このアミノ酸度と言うのは日本酒の味を数値化したもののうちの1つです。
他にも、『日本酒度』や『酸度』と言った日本酒の味わいを表しているものがあります。
『日本酒度』に関する記事
日本酒のラベルに書いてある「日本酒度」について
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『酸度』に関する記事
日本酒ラベルの「酸度」について
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この『日本酒度』と『酸度』については記事にしていますので、気になる方は見てみてください。
これらは全て人によって感じ方が異なりますので、皆さんに合った味わいの日本酒を探して見てください!