日本酒を買うときどこを見ている？
みなさんは日本酒を買うとき何を見て買っているでしょうか？
産地や原料、度数などラベルの情報から読み取って購入する方や、「日本酒のことはよく分からない！」という方はラベルの雰囲気で選んでいる方もいるかもしれません。
私個人的には、ラベルのデータから色々と情報を読み取って購入するより、ラベルの直感を信じて購入したお酒を買うと思いがけないお酒と出会うのでこちらの買い方をしています。
しかし、ラベルに書いてある情報を見て買う場合もあります。
色々と飲んでみて、自分のお気に入りのお酒を見つけたいときにはラベルに書いてある事が読み取れるとさらに日本酒が面白く楽しくなります。
そこで今回は、日本酒のラベルについて書いてあることの説明とまとめをしていきたいと思います。
日本酒のラベルに書いてある内容
早速日本酒のラベルに書いてある内容を見てみましょう。
ラベルには、表と裏の２種類があります。
たまたま近くにあった日本酒の瓶のラベルを見てみます！
表面のラベルの表示
まずは表面のラベルを見てみます。
- 小印 表面のラベルに書いてある文字のうち大印の次に目立つ文字です。特定名称（純米大吟醸など）が表示されている場合もあります。また銘柄銘が書いている場合もあります。
- 大印 表面のラベルに書いてある文字で一番大きな文字です。お酒の銘柄が書いてあることが一般的ですが、特定名称が書いてある場合もあります。
- 酒造名 このお酒が作られた酒造が書いてあります。
ここに書いてある内容は一例です。
これ以外のことも書いてある場合もありますが、大きく外れることは無いのでこの３つを押さえておけば大丈夫です。
表面のラベルにはこの日本酒を造った方が、最も伝えたい内容が書いてあるので様々なものと比較して見てみるのも面白いかも知れません。
裏面のラベルの表示
次に裏面のラベルの表示を見てみましょう。
- 品目 ここには「清酒」もしくは「日本酒」という表示をする必要があります。
- 原材料名 米や麹、醸造アルコールなど造る上で使用した原材料が書いてあります。
- 精米歩合 特定名称酒においては原材料の表記の隣接する場所に記載する必要があります。
- アルコール分 15度から16度が一般的です。中には20度になるものもあります。
- 内容量 文字通り容量が書いてあります。720mlを四合瓶、1800mlを一升瓶と言います。
- 製造年月日 瓶詰めして出荷された日付が書いてあります。製造した月日では無いです。
- 保存方法 このお酒の保存方法が書いてあります。
- 製造者 酒造のある住所が書いてあります。
- 味わいのタイプ この日本酒の味のタイプが書いてあります。
- 日本酒度 お酒の甘い、辛いが分かります。
- 酸度 お酒に酸味や旨味を有機酸の量を表している数値です。
- 飲み方 このお酒のおすすめの飲み方が書いてあります
以上のように裏面のラベルにはたくさんの情報が書いてあります。
日本酒に詳しい方はこの裏面を見て、
「なるほど、こういうお酒か！」
と判断できますが中々そういう人も多く無いですよね。
そこで私が、「ここだけは見た方がいい！」というところをピックアップしていきたいと思います！
ラベルで見て欲しいところ
個人的にですが、いつも日本酒を買うときに見ているポイントは以下の通りです。
- 表面のラベルの雰囲気
- アルコール度数
- 原材料
の以上３つです！
少ない…と思った方もいるかも知れません。
でもこれだけ見れば、個人的にはいいと思います！
次に上の３つのポイントを軽く説明していきます。
３つのポイント
表面のラベルの雰囲気
見出しを見てどういう意味だ？
と思う方もいるかも知れません。
日本酒に詳しく無い方は裏面のラベルの情報を見ても、難しい単語が並んでるだけと感じると思います。
そんな時には、表面のラベルを見て美味しそうなものを買いましょう！
日本酒が並んでいる棚を見て、自分の直感を信じて美味しそうと思ったものを買って見ましょう！
そうしたら意外と美味しいものに出会うかも知れませんよ。
アルコール度数
日本酒の一般的なアルコール度数は、15度から16度です。基本的にはこの間のものを選びましょう。
中には、「生酒」と呼ばれるようなものがあり日本酒でも20度になるものもあります。
しかし、このような度数は一般的な日本酒では無いので飲み慣れていない方は15度から16度のものを選びましょう！
原材料
日本酒の原料は、お米です。
その中でもおすすめなのは、原材料に「醸造アルコール」使用していないものがおすすめです。
つまり、原材料にお米と水以外入っていないものを購入しましょう！
ラベルに「純米酒」と書かれているものを買うのがおすすめです！
まとめ
ここまで、表面と裏面のラベルについて説明してきました。
ラベルにはたくさんの情報が載っていますが、私が日本酒を選ぶ際にお伝えしたいことは一つです。
「自分の直感を信じろ！」
です。
何が美味しいかどうかは自分で決めるものなので、自分の直感を信じて買ってみると新たなお酒の出会いがあるかも知れませんよ…！