日本酒

【おすすめの日本酒】プレゼント用の日本酒にはどんなものが良いのか?

贈り物にする日本酒の選び方は?

お祝いの席でよく飲まれる日本酒。
フルーティーでジューシーなものや、、
さっぱりと飲みやすく、食中酒として楽しめるもの、
白ワインのようにオシャレに飲めるものなど、
若い方や日本酒初心者の方にとっても親しみやすいお酒となってきました。

一昔前は、シャンパングラスで日本酒を飲むなんて考えられなかったですよね。

しかし、日本酒のラベルを見てみると

本醸造酒や純米酒って何?
精米歩合って?

甘口とか辛口とかよく分からない!
銘柄がありすぎて、どれを飲んでいいのか分からない!


このように、日本酒に対して、難しいと感じる人が多いのも事実。

実は、近年はスパークリング日本酒なども登場し、オシャレなボトルや、サービスが増え、
プレゼントとして「映える」ようになってきています。

「お世話になった方や友人に日本酒を贈りたい!」

「でもどんなお酒がいいかわからない…」


そう思っている方に向けて、日本酒の味わいについて簡単に解説します。
その後、幅広い層に喜ばれる日本酒を5本紹介します。
プレゼントする相手に合わせて、この5本のうちのどれかを贈れば、まず間違いないでしょう。

日本酒の簡単な味わいについて


まずは、日本酒の味わいについて軽く押さえておきましょう。
銘柄にもよりますが、一般的な傾向としては、
・本醸造酒…さっぱりして飲みやすいものが多い。
・純米酒…米の旨味を感じるものが多い。
・吟醸酒、大吟醸酒…フルーティーで華やかな香りがある。飲みやすいものが多い。初心者向き。
・生酛、山廃…コクがあり、複雑な味わいのものが多い。上級者向き。冷酒で飲むなら吟醸酒、熱燗が好きなら純米酒がおすすめです。


また、ギフトとして贈るなら、四合瓶(720ml)が無難でしょう。日本酒は一度開栓すると、基本的には冷蔵保管する必要があります。一升瓶(1800ml)だと大きすぎるため、冷蔵庫に入りきらない恐れがあります。

さらに、日本酒は開栓後、どんどん味が変わっていくお酒です。
一升瓶だと量が多いため、おいしいうちに飲み切れなくなってしまいます。結婚式や親戚の集まりなど、大人数で飲む際には、一升瓶でも大丈夫でしょう。

続いて、おすすめ日本酒を5本紹介します。

おすすめの日本酒5選

新潟県 朝日酒造 久保田 純米大吟醸 萬寿

新潟県が誇る、全国屈指の有名酒。
最も大きな特徴は、上品な口当たりと旨味。
和食特有の繊細な出汁料理にぴったりと寄り添う美酒。
メロンや梨を思わせる華やかな香りがありますが、料理を邪魔せず、互いに高め合います。
冷酒でも常温でもおいしいお酒なので、冷酒で頼んで、温度変化による味の違いを楽しむのもおススメ。
酸味が控えめなので、酸っぱい日本酒が苦手な方にも向きます。
知名度がありますし高級酒なので、接待やお祝いの席でも◎。
年配の方に特に好まれるお酒だと思います。
飲み疲れせず、いつまでも飲んでいられるので、誰に贈っても喜ばれる、間違いのないお酒です。

新潟県 白瀧酒造 上善如水 純米吟醸酒

読んで字のごとく、水のように飲めるお酒です。
飲みやすさではダントツ。
ほのかに甘くフルーティー、軽快で口当たりが柔らかく、純米酒らしい旨味とキレを持っています。
あらゆるものと調和して、お腹にすとんと落ちる。
ひたすらにシンプルで旨い。そんなお酒です。
若者向けに開発されたお酒でもあるので、日本酒が苦手な方、飲み慣れていない方に、絶対に飲んでほしいお酒です。

また、季節酒も造っており、非常にオシャレなボトルになっています。若い方や女性への贈答用にオススメです。

福井県 立山 大吟醸

福井が誇る有名酒。定番ではありますが、地元でもなかなか手に入らないという逸品。
味の第一印象は、「ひたすらに旨味のある水」。
日本酒は、一般的に精米歩合が低いほど雑味が少なくなる傾向があります。精米歩合 37%まで磨いてあるので、その味わいはさすがの一言。
適度な香りとなめらかな口当たり、キレのいい後味は、さっぱりとした料理に相性抜群。
食前酒にもバッチリです。
日本酒通には特に喜ばれるでしょう。
余談ですが、この酒蔵は製造したお酒をロットナンバーで管理しています。品質を極限まで追求しているからこその対応であり、
一人の酒飲みとしては、とても信頼できる酒蔵さんだと思います。

山口県 旭酒造 獺祭 磨き2割3分

圧倒的な知名度と確かな味を持ち、誰に贈っても喜ばれる一本。
華やかでフルーティーな香り、味わいのバランスの良さと爽やかなキレを併せ持つ美酒。
23%まで磨いているため、雑味がなく、非常に飲みやすいお酒といえるでしょう。
前菜や魚料理、チーズなどと相性がいいため、
パーティーの一杯目のお酒としてぴったり。
オシャレなボトルで高級感があるため、大切な人への贈答用としていかがでしょうか。

群馬県 永井酒造 水芭蕉 PURE

非常に味わい豊かなスパークリング日本酒。
飲みやすいため、日本酒初心者や女性におすすめ。
華やかなボトルでパーティーにも向きます。
この水芭蕉 PURE は、透明できめ細かな炭酸が入っており、
より飲みやすくしたスパークリング日本酒(awa 酒)です。
永井酒造代表の永井則吉氏は、一般社団法人 awa 酒協会の理事長を務めた方で、awa 酒の製造に力を入れており、「世界に通用する日本酒を創る」ことを目標とする蔵です。構想から 10 年かけて完成した「水芭蕉 PURE」は、チェリーやライチのような香味が特徴。
今までの日本酒にはあまり感じられない香りで、食事との相性が抜群です。awa 酒特有のきめ細かな泡はお酒にシルキーな印象を与えており、料理を優しく包み込んでくれます。
ヨーロッパの三ツ星レストランでの採用実績もあり、今後の益々の活躍が期待されます。

日本酒のサービス『番外編』

~番外編1~「日本酒名入れサービス」

日本酒のボトルをサンドブラストという特殊な工法で削り、
人名などを彫ることができます。
ボトルに直接彫るため、文字やデザインがいつまでも色褪せることなく残ります。非常にオシャレで高級感、特別感があるため、
結婚式や還暦祝、出産祝など、ここぞという時の贈り物に最適です。また、日本酒のラベルにイラストや名前を入れるサービスもあります。

~番外編2~「飲み比べセット」
秋田県 山本合名会社
ピュアブラック&ミッドナイトブルー&ストロベリーレッド

日本酒が好きな人ほど、味を比べてみたいと思うものです。
秋田県の山本は、ボトルがオシャレで味わいも特徴的。
違いがはっきりと分かるのでおすすめです。
金色のラベルの「ピュアブラック」は、
秋田県の酒米である秋田酒こまちを全量使った純米吟醸酒です。
フレッシュで爽やかな香りとジューシーな旨味を持ちます。
一番の特徴は後味のキレ。
日本刀を思わせるような鋭い切れ味を誇ります。
青色のラベルの「ミッドナイトブルー」は、
酒米は秋田酒こまちで変わりませんが、酵母を R-5 というものに変更。非常に華やかな香りで軽快な酒質ですが、
しっとりとしてまろやかな旨味があります。
赤色のラベルの「ストロベリーレッド」は、
酒米、酵母ともにピュアブラックと同じですが、白麹仕込み。
非常に酸味が強く、フルーツのような甘酸っぱさがあります。
ジューシーな旨味があり、食中酒というよりは食前酒に向きます。山本は海沿いにある蔵で造られているため、魚介類と相性がいいです。脂の乗ったマグロなどと合わせると絶品です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

贈答用の日本酒を見つけるのは、人それぞれ好き好きがあるので非常に難しいと思います。

この記事が皆さんの参考になることを願っています。

日本酒を送るけど、自分は飲まないんだよね、、という方!

これを機に飲んでみるともしかしたらハマってしまうかもしれませんよ?

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