みなさんは、日本酒を買うときにラベルを見ているでしょうか?
ラベルには、「原材料」や「アルコール度数」、「精米歩合」などが書いてあります。
「原材料」や「アルコール度数」の意味は、分かりますが中には「日本酒度」というものが書いてある場合もあります。
では、この「日本酒度」とは何でしょうか?「日本酒度」について解説していきます!
日本酒度とは?
まず「日本酒度」とはどのように表示されているでしょうか?
大体のものには、「日本酒度:+7」や「日本酒度:−6」と表示されています。
この「日本酒度」というのは、お酒の中にどれくらいの糖分が入っているかを表しています。
つまりプラスの数字が大きければ大きいほど、辛いお酒となります。反対にマイナスの数字が大きければ大きいほど甘口のお酒となります。
なぜプラスが辛口のお酒でマイナスのお酒が甘口なのか?
ここで一つ疑問に思うかもしれません。
なぜ辛口のお酒がプラスで、甘口のお酒がマイナスなのかと。
実はこの日本酒度とは水との比重で考えられています。
糖分が多いお酒は水と比べて重いため、水を基準として考えるとマイナスになります。
反対に糖分が少ないお酒は水と比べて軽いためプラスとなります。
よって辛口のお酒がプラスで、甘口のお酒がマイナスとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「日本酒度」について少しは分かってもらえたと思います。
あくまで「日本酒度」は味の目安ですので味の感じ方は個人差があります。
味の目安になるものは他にも「酸度」、「アミノ酸度」というものがあります。これらも別の記事で紹介したいと思いますのでぜひご覧ください!
日本酒ラベルの「酸度」について
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日本酒ラベルの「アミノ酸」の数値とは?
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